【なでしこ賞】７番人気コスモストームＶ 秋山稔樹「欲を持って乗りました。よく頑張ってくれました」
２０日の京都８Ｒ・なでしこ賞（２歳１勝クラス、ダート１４００メートル）は、秋山騎乗で７番人気のコスモストームが好位追走から抜け出して２馬身差で快勝した。勝ち時計は１分２６秒１（稍重）。 道中は４番手の外を追走。そのまま外々を回りながらも最後まで脚いろはしっかりとしていた。逃げたアーデルリーベ（４着）をラスト１ハロンでパスすると、鞍上のゲキに応えてもうひと伸び。後続の追い上げを振り切り、前走（ヤマボウシ賞）７着からの巻き返しＶを決めた。 デビューから３戦連続でコンビを組む秋山は「前走は砂をかぶったり、窮屈だったりで能力を出せなかった印象があったので、欲を持って乗りました。外々を回される形になりましたが、砂をかぶらず運ぶことを優先したのがいい方に出ました。よく頑張ってくれました」と満足そうに汗を拭った。 北出調教師も「スタートを決めて、念願の外枠で、全然違う競馬ができた。スムーズならこれくらい走れる馬なので」。期待通りのパフォーマンスを見せた人馬の活躍に目を細めていた。
東スポ競馬編集部
