【菊花賞・人気馬の敗因】メイショウタバル16着に大敗 浜中俊「馬が嫌になってしまいました」
[GⅠ菊花賞=2024年10月20日(日曜)3歳、京都競馬場・芝外3000メートル] クラシック3冠の最終戦はルメール騎乗のアーバンシックがV。鞍上は連覇&菊花賞4勝目を飾った。前哨戦のGⅡ神戸新聞杯勝ち馬で父ゴールドシップとの父子制覇を狙ったメイショウタバル(牡・石橋)は16着と大敗。GⅠ初制覇を果たすことはできなかった。 スタート直後に4番手集団を追走すると、徐々に前進気勢を見せて前へと進出。2周目の1コーナーで満を持して先頭に立とうとしたが、さらに外からピースワンデュックがハナを奪うという〝奇襲〟に出て、出入りの激しい展開に巻き込まれた。勝負どころでは他の先行馬とともに早々と脱落。最後は完全に脚が上がる形になって、勝ち馬から5秒2離される苦い結果となった。 菊花賞初騎乗で優勝した2009年(スリーロールス)以来、15年ぶりのVを目指していた浜中は「テンションは良かったですし、途中から行く形も考えていましたが、出入りの激しい競馬になってしまったことで馬が嫌になってしまいました」と肩を落とした。
東スポ競馬編集部