愛工大名電、8人目までもつれ込んだPK戦で涙…前橋育英相手に0-2から追いつくも無念【高校サッカー】
◇31日 第103回全国高校サッカー選手権大会2回戦 前橋育英2―2(PK6―5)愛工大名電(駒沢陸上競技場) 5年ぶり2回目の出場となった愛工大名電(愛知)は2点差をはね返して追いついたが、8人目までもつれ込む死闘となったPK戦で敗れ、目標のベスト8はならなかった。 愛工大名電は1回戦と同じ先発メンバー。開始2分、ペナルティーエリア内でFW杉本悠悟(1年)が倒されるもノーファウル。逆に7分、ボレーシュートを浴びて先制を許した。同38分にも強烈なシュートを決められ、0―2で折り返した。 ゲームを動かしたのは後半21分。杉本がゴール左でFKを獲得すると、途中出場のFW岩間丈一郎(3年)がヘディングでニアに決め1点差に。さらに終了間際、FW水野桜介(3年)が倒され、PK獲得。MF蒲地壮汰(同)が右に決め、PK戦に持ち込んだ。 同点後に投入されたGK相原諒(2年)が1人目と3人目をストップ。愛工大名電は2人目が失敗。決めれば勝利の5人目が外し、サドンデスに突入した。先攻の前橋育英が全員成功し、後攻の愛工大名電は8人目が止められ、あと一歩で涙をのんだ。
中日スポーツ