白玉粉でもっちり「サツマイモきんつば」レシピ。サツマイモ6品種の特徴も解説!
ひとことにサツマイモと言っても、スーパーなどの野菜売り場を見ればたくさんの種類があります。それぞれにじつは向いている料理と向いていない料理があるって知っていましたか? 今回は料理家で食育アドバイザーのほりえさちこさんに、種類ごとにおすすめの料理や自宅でも簡単にできるおしゃれなサツマイモスイーツのレシピを教えてもらいました! 【写真】白玉粉でもっちり「サツマイモきんつば」レシピ
サツマイモの栄養にはどんなものが含まれている?
食物繊維たっぷりで便秘解消に◎。豊富なビタミンCで美肌効果、さらにビタミンEの働きでこれからの季節は冷え予防も期待できます。糖質は低くありませんが、糖の吸収がおだやかな低GI食品なので、食べすぎなければダイエット中に食べても大丈夫。皮に含まれるポリフェノールは、抗酸化作用によりシミ対策や糖尿病のリスクを下げることがわかっているので、皮ごと食べるのもおすすめです。
たくさんあるサツマイモの種類、どれがおすすめ?
焼きイモ専門店やスーパーでもさまざまな種類を見かけますが、水分量や甘さ、食感の違いで、料理によって向き・不向きがあるそうです。
●紅天使
甘く、とろっと、ねっとりした食感で焼きイモにおすすめ。「ポテトかいつか」が販売するブランド名。
●シルクスイート
なめらかな食感で、甘く、しっとり。これを焼きイモにすると、干しイモがつくりやすい。
●紅あずま
水分が少なめで、ホクホクした食感。大学イモにおすすめ。かたくなるので干しイモには不向き。
●安納イモ
中身の黄色が濃く、オレンジ色っぽいのが特徴。とても甘く、しっとり。焼きイモにすると蜜が出やすい。
●紅はるか
ねっとり系で甘味が強く、しっとり。水分が多めで焼きイモにすると蜜が出やすく、干しイモにしてもおいしい。
●金時
ホクホク系で栗のような食感。ほどよい甘さで、中身は明るくきれいな黄色。
白玉粉でもっちりサツマイモきんつば
こんがり焼いたモチモチ皮に包まれて、上品なお菓子に!
●サツマイモきんつば
【材料(つくりやすい分量・9個分)】 ・サツマイモ 大1本(約350g〈正味250g〉) ・砂糖、牛乳 各大さじ2 ・バター 10g ・A[白玉粉大さじ1 水大さじ2] ・B[薄力粉50g 砂糖大さじ1 水1/4カップ] ・サラダ油 適量