石破政権「予算案成立」に向けた「3つのシナリオ」の可能性 加えて「参院選」というハードルも…2025年の政権の行く末は?【news23】
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石破総理は年頭の記者会見で「令和の日本列島改造」と意気込みましたが、今年もいくつものハードルが待ち受けています。乗り越えられるのでしょうか。 【画像で見る】石破政権「予算案成立」に向けた「3つのシナリオ」 ■野党との「大連立」は 1月6日午後2時ごろ、石破茂総理は三重県伊勢市を訪れました。 現職の総理大臣による伊勢神宮参拝は新春の恒例で、その後、年頭の記者会見で訴えたのは「令和の日本列島改造」でした。 石破総理 「楽しい日本、これを国民の皆様方と共に作り上げていきたいと考えています。第1の柱として私は、令和の日本列島改造と位置づけ、地方創生2.0を強力に推し進めてまいります」 石破総理は防災庁の新設をはじめ、政府機関の地方移転なども推進していくと強調。 また、1月24日に召集される予定の通常国会をめぐっては「野党にもこれまで以上に責任を共有していただくことが求められている。それぞれが責任ある立場で議論を尽くし、国民の納得と共感が得られることが必要だ」と訴えました。 一方、取りざたされている野党との「大連立」については。 石破総理 「今の時点で、連立というものを考えているわけではありません。大連立を考えているわけでもございません」 「大連立」を否定しました。 最新のJNN世論調査では、石破内閣を支持できるという人は前回の調査から0.7ポイント下落し41.4%、支持できないという人は2.8ポイント上昇し55.2%でした。 ※1月4日・5日実施、有効回答1018人 ■「連携」か「大連立」か 「退陣と“引き換え”」か 藤森祥平キャスター: 石破総理の前に2つのハードルがあります。1つ目は3月中に「来年度予算案の成立」、2つ目は7月下旬の「参議院選挙」です。 今、内閣支持率が下がっていて、少数与党という厳しい中でこのハードルをどう越えるのか。TBSスペシャルコメンテーターの星浩氏によると、1つ目の来年度予算案を成立するために、3つシナリオがあるそうです。 【想定される「3つのシナリオ」】 (1) 国民民主か維新と“連携” (2) 立憲との「大連立」 (3) 「退陣」と“引き換え” ※TBSスペシャルコメンテーター 星浩氏より