見取り図・盛山の“夏の一軍コーデ”は柄シャツと革靴!藤井フミヤのファッション論に受けた影響
「小学生のときに観た何かの番組で、藤井フミヤさんが『お洒落はシルエットだ』とおっしゃていたのが、いまだに残っているのかもしれません。別にスニーカーとかほかの靴のシルエットが変だとは全く思ってないですよ。 でも、僕は足の甲が高いので、スニーカーを“スニーカーらしく”履けないんです。そうなると、やっぱりブーツの方がしっくりくるし、シルエットもキレイだなと思うんです」。 好きなブーツを聞くと特にこだわりはなく、型もサイドゴアからエンジニアまでさまざま。経年変化によって現れるシルエットを楽しみつつ、同じものを履き潰していくのが、盛山さんのブーツとの付き合い方だ。
武骨な男たちから注目される時計「ベンチュラ」
さて、ここからは小物に目を移そう。 腕時計は「ハミルトン」のベンチュラ。シンプルにデザインが好きで、かれこれ十数年以上、愛用しているそうだ。
「小峠(バイきんぐ・小峠英二)さんとかケンコバ(ケンドーコバヤシ)さんとか、僕よりも上の世代でちょっと武骨な男たちは皆、僕の時計を見て『ベンチュラか、懐かしいな』って絶対に反応してくれますね」。 所有しているのは、ゴールドとシルバーの2種類。どんな格好にも合わせやすいので、色はシチュエーションや気分で変えているという。
「漫才のときはできるだけシルバーにしています。漫才師のスーツからパッと見えた時計がゴールドだと、ギラついてる感じが出るじゃないですか。普段は高級時計を着けている先輩でも、舞台に立つときはアップルウォッチに付け替えて、見え方を控えめにする人もいますからね」。
サングラスは反町隆史さんに憧れて
お次はサングラス。この日見せてくれたのは、「レイバン」と「モスコット」の2本で、トータルの所有本数は20本以上だそう。
「こだわりはフーレムですかね。この『モスコット』(写真下)はオーダーメイドです。顔がデカいので、パッと見て格好いいなと思っても、かけてみたらどうしても“中国マフィア”みたいな感じで、サングラスが小さく見えてしまうんで(笑)。 あと、細めが好きですね。宮川大輔さんみたいな太いフレームも格好いいけど、似合わないんで選ばないです」。