2画面PC+2画面モバイルディスプレイ環境をZenBook DuoとEHOMEWEI XQ-160PWで作る
対面打ち合わせに使えるミラーリング機能
さて、これだけだと普通にディスプレイを2枚使っているだけですが、このデュアルディスプレイにはもう1つの隠れた強みがあります。それは対面打ち合わせにおけるミラーリング機能です。 ビジネスの場では、対面での打ち合わせにおいて1つの外付けディスプレイを見ながら会話やプレゼンをすることがあります。大人数であればこの形にならざるを得ませんが、1対1といった少人数の場合、ディスプレイを見たりノートPC側を見たりと、使いづらさを感じる方も多いのではないでしょうか。 XQ-160PWはパネルを完全に相手側に向け、自立させることができます。そしてミラーリングモードを使うことで、同じ画面を対面にいる相手に見せながら打ち合わせを進めることができるのです。早速、試しに対面打ち合わせで活用してみたのですが、お互いに対面のまま共有画面も見られるので、スムーズに会話が進みました。地味にストレスが減ります。
タッチ操作も活用できる
XQ-160PWはタッチペンも使えますが、面白いのがiPhoneなどを接続してもそのままディスプレイ側でタッチ操作ができる点です。USB Type-Cケーブル1本でiPhoneと接続するだけで、16型の大きなタッチディスプレイをできます。 なお、私自身ハマった点ですが、iPhone側で設定に一手間かけないとディスプレイのタッチ操作が反応しません。「設定>アクセシビリティ>ズーム」をオン(iOS18.0.1)にする必要があります。ご注意ください。 また、画面の表示比率がどうもうまく設定できず、iPhone 16 Pro Maxの場合、縦長表示になります。 ちなみに、付属のタッチペンは、本体裏側にマグネットで装着することもできます。このあたり、いろいろと考えられていますね。 ディスプレイ側に内蔵のオンスクリーンキーボード機能があります。US配列のみですが、Windows PCを巨大タブレットのように使うことができます。もちろん日本語入力も可能です。