ラストプレー被弾で首位陥落のバルセロナ、フリック監督は内容を評価「心配はしていない」
バルセロナのハンジ・フリック監督が21日に行われたラ・リーガ第18節、1-2で逆転負けしたアトレティコ・マドリー戦を振り返った。 リーグ戦ここ6試合で1勝と停滞していた中で迎えたアトレティコ・マドリーとの頂上決戦。立ち上がりから攻勢をかけたバルセロナは30分にMFペドリのゴールで先制。その後もペドリを中心に好機を作り追加点に迫るも、相手GKヤン・オブラクの好守もあってリードを広げられなかった。 そして60分にワンチャンスで同点とされると、後半追加タイム6分にFWアレクサンダー・セルロートのゴールを許して痛恨の敗戦となった。 これでリーグ戦ここ7試合で1勝2分け4敗と負けが込んだ中、2024年を終えることになってしまった。それでもフリック監督はアトレティコ戦の内容には悲観していない。 「素晴らしい試合だった。前半にはチャンスもあった。とても誇りに思う。だが、結果には残念に思っている。この結果はアトレティコが経験豊富なチームだということを示している。我々のプレー自体は素晴らしかったと思う。多くの勝ち点を失い、首位陥落となった。だが心配はしていない。チームは戦い方をわかっており、今日はそれを示してくれた」 そしてウインターブレイクでは露呈された課題に取り組むと意気込んだ。 「来年に向けてこの休暇を無駄にするつもりはない。強くなって戻ってくる。ウインターブレイクが良いタイミングで来たと思う。ホーム3連敗は普通のことではない。これらの敗戦から学び、賢くプレーしなければならない」 最後にゴール以外でも幾度も好機を演出していたペドリについては以下のように絶賛した。 「彼はとてもプロフェッショナルでよくトレーニングもする。身体のケアも怠らず常に特別な働きをしてくれる。彼のプレーを見られるのはとても嬉しいことだよ」
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