「一番嫌いな政治スタイル。ぶっ壊れてもらいたい」と橋下氏 「飲み食い政治の弊害」維新・馬場代表を批判
衆院選で6議席を減らす結果となった日本維新の会。 馬場代表に、維新“生みの親”、橋下徹氏が激怒。 【写真】馬場代表を批判する橋下氏 橋下徹氏:自公過半数割れは単なる偶然。なぜ自公過半数割れになったかというと維新がボロ負けしたからです。大阪以外で。馬場さんはとにかく国会議員を一人でも多く、160人以上も候補者を乱立させて、比例票を漁っただけですからね。
■維新が衆院選で議席を減らした原因は「飲み食い政治の弊害」と指摘
比例票を300万以上減らした馬場代表。 橋下氏はその原因を「飲み食い政治の弊害」だと指摘する。 橋下徹氏:飲み食いで人間関係を作るとか、人脈を作るとか、誰と連絡ができるとか、本当にしょうもないことばっかりやってたのが今までの国会。 政策を作るとかじゃなくて、永田町での大物政治家ぶるそういう生活をしたいのかなって感じてしまったので。僕が嫌いな政治のスタイルになってる。 それを僕は『大阪の政治行政をぶち壊そう』と思ってやったわけですから、今、国政維新・馬場執行部が執行部が、僕の感覚では一番嫌な政治スタイルになってるんで、ぶっ壊れてもらいたいなと思ってるんですけどね。
■維新幹部は、橋下氏からここまで言われることを本当に苦悩しているという
関西テレビ・神崎博報道デスク:馬場さん側からの言い訳をすると、大阪19区は全部勝ったやん、全体でも6しか減らしてへんやん。そこまで言われないといけないのか?というのが馬場さん側の言い分ですね。 維新の幹部に聞くと、橋下さんがいつも維新に厳しいことばかり言われるので、あの度に俺らの票が減るんちゃうかって思っているそうです。 政治ジャーナリスト岩田明子さん:昨日、藤田幹事長に聞いてみたら、橋下さんからここまで言われることを本当に苦悩してて、馬場代表、藤田幹事長、遠藤国対委員長の党内における立場が本当に厳しいことはこぼしておられました。 私から言わせてもらうと、やっぱり政策本位でやってほしいんですよね。(維新は)保守政策があるわけで、自民党とも協力ができるんであればそれを進めていくために、今回出直しで代表戦に出るのかどうか、そういう視点から1回党内で議論してほしいなとも思いましたね。 今度は責任を伴いますから、政策ごとにこれは国民のためになるのかなと。例えば、『103万円の壁』でも議論の過程でそこまで賛成してもらえないんだったら不信任決議案だとかじゃなくて、時間をかけて議論していく っていう姿勢は問われてくると思います。 (関西テレビ「旬感LIVEとれたてっ!」 2024年11月1日放送)
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