【お金を使ってよかったコト&モノとその値段】バイラ読者100人のリアルケースから消費の価値観をアップデート
モノ
自分だけのご褒美に対する幸福感や、手に入れて初めて「お金を出してよかった」と実感した場合も! バッグ 80万円 「自分へのご褒美に買った憧れブランドのバッグ。持つと気分が上がり、まさに一生モノに」(35歳・IT) マットレス 45万円 「体に合わせたオーダーメイドものを購入。睡眠の質が一気に上がりました!」(38歳・製造事務)
ポルシェの車 1000万円 「車は必須ではない生活ですが、特にこの真夏や、子どもができたことで移動の快適度が180度異なるため購入してよかったもののひとつです。どうせ買うなら……とデザインや見た目も気に入ったものを選んだので、乗るたびに気分も上がります」(29歳・外資系金融) ドラム式洗濯機 35万円 「乾燥機能が優れているものに買い替え、洗濯時間が短縮。生乾きを防げて、ストレスが軽減されました」(33歳・IT)
ロレックスの時計 100万円 「父から二十歳の誕生日にもらったものをなんと紛失してしまい、大人になってから同じものを自分で購入。価値が落ちにくいと感じている上、大切な思い出でもあったので、思い切って買ってよかった」(34歳・PR) ソファ 15万円 「在宅ワークなので、住む場所や家具にお金をかけていますが、快適さも満足感も違うのでよかったと思っています」(39歳・自営業)
■自分にはムダだったこと 愛猫のための自動トイレ 5万円 「ニオイケアや掃除がラクになると思って購入するも、猫たちは“隠れんぼの場所”と認定! 一日中トイレにこもって遊び、猫砂も排泄物も部屋に撒き散らし……即処分となりました」(33歳・IT) 空気清浄機 5万円 「性能はいいものの掃除がとにかく面倒。使う意欲が落ち、結局しまいっぱなし状態に」(39歳・会社員) 中途半端なバッグ 12万円 「いちばん欲しい35万円のバッグをあきらめて、いったん物欲を抑えるために背伸び程度のバッグを購入したが、逆効果。結局35万円のバッグが欲しいままで、再度貯金中……」(31歳・インフラ)
《総論》安くてもムダなものには後悔がつきまとう! 金額より大事なのは自分の「納得感」
バイラ読者からの意見を集めてみると「使ったことでいかに自分が満足感を得られたのか」が大事だという結果に。逆に「安さだけに目がいき、本心ではあまり納得せずにお金を払ってしまって後悔した」という声もちらほら。自分が本当に求めているコト・モノを見極めて、そこに資金を投じるのが、大人にとっての適性価格&賢い消費行動なのかも! 取材・原文/石井絵里 ※本文に記載されている金額、数字、データ等は2024年9月末時点のものです ※BAILA2024年12月号掲載