前半、ゴールを狙う大津・嶋本（10）（撮影・柿森英典）

　◆全国高校サッカー選手権　大津1―2流通経大柏（2日、フクダ電子アリーナ） 　3回戦が行われ、初優勝を目指す大津（熊本）が流通経大柏（千葉）に敗れて姿を消した。 ■16歳女優がミニスカ制服リフティング【写真】 大津は全国の強豪校が集う「高円宮杯U―18（18歳以下）プレミアリーグ」の西地区で高体連チームとして同地区初優勝を飾り、ファイナルも制したが、東地区4位の強豪に苦杯をなめて悲願の選手権初制覇はまたしてもならなかった。 　前半の序盤は流通経大柏が決定機をつくった。開始早々には右サイドを突破して好機を演出しシュートまで至った。持ち前の堅守で得点を許さなかった大津も、巧みなパスワークやエースの山下景司（3年）への縦パスなどで応戦した。0―0で迎えた36分に流通経大柏は最終ラインの右から大津DFの裏へロングボールを放つと、山野春太（同）が抜け出して先制点を奪った。0―1。 　後半も攻守の切り替えの速い両チームが激しい攻防を繰り広げた。1点を追う大津は8分に左サイドを崩してクロスを上げ、山下が合わせるも相手GKの好セーブに阻まれた。それでも14分に得た右CKからの混戦の中、主将の五嶋夏生（同）が右足で決めて同点に追いついた。ところが28分,ロングボールからの競り合いの後、流通経大柏の粕谷悠（同）が抜け出して、勝ち越し点をマークした。（記録は速報値） 【#OTTO高校サッカー】