【巨人】戸郷翔征「その時とは全く違う」 前回優勝のプロ2年目からの変化とは 自己最多タイの12勝目
◇プロ野球セ・リーグ 巨人6―0DeNA(19日、東京ドーム) 快勝で優勝マジックを8に減らした巨人。自身最多タイの12勝目を挙げた戸郷翔征投手が、試合後に取材に応じました。 【画像】子どもからの質問に真摯に答える戸郷翔征投手 前日の試合は中継ぎ7人が登板し、引き分けに持ち込んだ巨人。「みんなのピッチングを見たので、僕も奮起しないとなと思って試合に入りました」と話した戸郷投手。 打線は初回に3点を先制すると、5回には主砲の岡本和真選手が第25号2ランホームランを放ち、戸郷投手を援護し、「初回から3点入ったので、多少気楽に行けましたし、大胆に行けたっていうのは本当に野手のおかげ。(岡本)和真さんの一発でもっと大胆に行けた」と中継ぎ陣を休ませる8回無失点の好投で、チームの優勝マジックを8に減らしました。 また投球回も3年連続で170回を超え。今回の投球で自己最多の投球回も173にのばしましたが、「3年連続170イニングっていうのも僕の中で1つの目標でしたし、まだまだ200イニングが目標だと思うので、そういう上の目標っていうのを持ち続けられたらもっといい方向に行く。意識してやっていきたい」と更なる成長を誓いました。 戸郷投手がリーグ優勝を経験したのはプロ2年目の2020年。この時は9勝を挙げましたが、「その時は自分の勝ちだけを意識しながらとか、自分のピッチングをどうやって高めていくか考えていました」と自分の事でいっぱいいっぱい。 それでも6年目の現在は巨人のエースとして投手陣を引っ張る存在に成長し、「チームの勝利だったり中継ぎのことだったり、その時(2年目の時)とは全く違う。やっぱり、その意識っていうのは、いい投球につながっている」と4年前からの成長を話しました。