必殺技みたいになっちゃった塩撒き（提供：なかやまらいでん/お仕事募集中さん）

「昔使ってたLUMIXで撮影した一枚。記者さんのフラッシュが重なって、必殺技みたいになってる」 【写真】迫力ある、塩まきの本来の写真はこちら 投稿されたのは、相撲の取り組みが始まる前の1枚の写真です。力士は取り組み前に塩をまきますが、奇跡的なタイミングで撮影された塩まきの様子が話題になりました。 「対空性能高そう」 「↑強攻撃だ…」 「波動拳」 「毒霧ならぬ塩霧」 戦う前から強そうな雰囲気になってしまった写真に絶賛の声が寄せられました。必殺技みたいになってしまった塩まきのポストをされた、なかやまらいでん/お仕事募集中（@nakayamaraiden）さんにお話を聞きました。 ーーいつ、撮影された写真ですか？ 「2018年9月16日、両国国技館での撮影です。秋場所の中日（8日目）でした」 ーーどんな状況だったのでしょうか？ 「塩をたくさんまくということで照強関は有名でしたので、国技館に来られる方の多くがシャッターチャンスを狙っていたはずです。写真からすると私は二階席の向正面の西寄りから撮影していたようです。土俵周りには新聞社のカメラマンさん達が常駐していまして、ちょうど私がシャッターを切った同じ瞬間に2人のカメラマンさんがフラッシュを焚いたようです。おそらく同じような写真を撮られた方は他にもいらっしゃるのでは…と思います」 ーー撮影した写真を見た時の率直な感想は？ 「現地で写真を確認した時は失敗したな…と思いましたが、後になって写真を整理していて、これはこれで面白いなと。当時、Facebookでも（ひょっとしたらTwitterでも）投稿したのですが、それほど広まったりはしませんでした」 ーー他にもたくさん写真を撮影されたのでしょうか？ 「いくつか撮影しています。照強関の写真はもっぱら塩撒きの写真です。今回のような偶然性のあるものは他にないですが…」 ーー相撲の写真をよく撮られているのですね。 「東京での本場所に限られますが、極力足を運んで撮影をしています。伊勢ノ海部屋の後援会に所属しておりますので（照強関の伊勢ヶ濱部屋とは別の部屋です）、部屋所属の力士の写真は特に多いです」 ーー相撲の写真の撮影を始めたきっかけは？ 「デジカメが出回り始めた2000年頃から、なんとなく相撲を観に行くたびに写真を撮るようになりました。今ではそこそこ本格的趣味ですが、当初は相撲以外はあまり撮影していませんでした。相撲は撮影条件があまり良く無い（屋内スポーツで照明も少し暗め）ので、もっといい写真撮れないかな、とカメラを数年ごとに買い替えたりしました」 なかやまらいでん/お仕事募集中さんは「YouTubeチャンネルをやっています。また、作曲や効果音制作のお仕事を絶賛大募集中です」と話してくれました。 （まいどなニュース／Lmaga.jpニュース特約・今田 哲平）