西岡良仁 19歳若手選手を圧倒も負傷棄権で無念の初戦敗退<男子テニス>
ロレックス・上海・マスターズ
男子テニスのロレックス・上海・マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)は3日、シングルス1回戦が行われ、世界ランク60位の西岡良仁はワイルドカード(主催者推薦)で出場した同440位のチョウ・イー(中国)に対し第1セット途中で棄権。無念の初戦敗退となった。スコアは西岡からみて4-2。 【錦織圭、ダニエル太郎ら 上海マスターズ組合せ】 昨年の同大会では1回戦でD・アルトマイアー(ドイツ)を下し本戦初白星をあげた西岡。前週は木下グループ ジャパンオープンテニス チャンピオンシップス2024(日本/東京、ハード、ATP500)に参戦し2回戦に進出したが、H・ルーネ(デンマーク)に屈していた。 ロレックス・上海・マスターズ1回戦、地元中国の19歳 チョウに対し西岡は序盤から圧倒。第3・第5ゲームでブレークに成功しゲームカウント4-1と大きくリードした。第5ゲーム終了後に右わき腹付近の違和感のためメディカルタイムアウトを取得し、コートでマッサージを受けると、直後の第6ゲームでブレークを1つ返される。 西岡はその後もプレーを続けるが、わき腹付近の痛みが強くなってきたのか第7ゲーム中にコート上にうずくまり、プレー続行不可能となった。スコアは西岡からみて4-2。 思わぬかたちで勝利となったチョウは2回戦で第13シードのF・ティアフォー(アメリカ)と対戦する。今大会はシード勢が1回戦免除のためティアフォーはこの試合が初戦となる。 日本勢では錦織圭とダニエル太郎が2日に行われた1回戦に勝利し2回戦に進出。予選勝者の綿貫陽介は3日に1回戦を戦う予定。