「議員が落選したら翌日から職探しですよ」 波乱の衆院選が終わり、候補者の当落に去就が左右される「議員秘書」の心労
今回の衆院選で当選した新人議員は99人。最年少は25才だ。 「カゴに乗る人、担ぐ人、そのまたワラジを作る人」という言葉がある。上手にカゴに乗る人が選挙で選ばれたと思いたいけど、こればかりはね……。 右も左もわからない新人のうちは謙虚なフリをしているけれど、カゴで担がれているうちに威張り出す。そんな議員をベテラン秘書は何人も見てきているんだよね。ワラジ作りの私にも風の便りが時々舞い込んでくるもの。ちなみに、私のボスは比例復活で無事に当選した。おかげで私は引き続きアルバイトができそうです。よかった! 【プロフィール】 「オバ記者」こと野原広子/1957年、茨城県生まれ。空中ブランコ、富士登山など、体験取材を得意とする。 ※女性セブン2024年11月21日号