老舗の角打ち、"日本酒の聖地"はココ!嘉永3年創業、四谷『鈴傳(すずでん)』には全国の銘酒が集まる
全店実食調査!『おとなの週末』が自信を持っておすすめするお店をご紹介します。今回は、東京・四谷の角打ち店『鈴傳』です。 【画像ギャラリー】18時前には満員になる角打ち店!酒好きには幸せすぎる聖地
日替わりの銘酒を最高においしく!幸せ過ぎる角打ち
人呼んで「日本酒の聖地」。嘉永3(1850)年創業の『鈴傳』は、全国の銘酒が集まる老舗酒屋だ。その「聖地」で飲めるのだから、日本酒好きにはたまらない。ある日の品揃えは「花陽浴」「龍神」「山法師」……お気に入りの銘柄にするか、いや飲んだことのないあれを試してみるか。楽しく迷った末に頼んだ「たかちよおりがらみ」は、「生」感と心地よい酸味がいい。 『鈴傳』が品揃えと共に誇るのが、徹底した品質管理だ。 「55年ほど前、先代がヨーロッパを視察し、ワインの保管法にヒントを得て3段階の温度管理を導入したんです」と七代目の磯野真也さん。店の地下には、日本酒を最高の状態で保つ保管庫がある。そのまま店に直行するのだから、旨いに決まってる。 つまみは刺身や煮物など、気軽な料理が揃う。ひとり静かに味わう方もいれば、盛り上がるグループもいて、堅苦しさはない。そしてどんどん変わる日本酒の顔ぶれ……。幸せ過ぎる聖地なのだ。 刺身三点盛500円、マカロニサラダ450円、いかと里芋の煮物450円
四ツ谷『鈴傳』
[住所]東京都新宿区四谷1-10 [電話]03-3351-1777 [営業時間]17時~20時半(酒類提供~20時) [休日]土・日・祝 [交通]JR中央線四ツ谷駅赤坂口から徒歩2分 おとなの週末2024年9月号は「カレー特集」 撮影/貝塚隆、取材/本郷明美 ※2024年6月号発売時点の情報です。