「金メダル欲が噴火しそう」フィギュアGPファイナル 鍵山優真が銀メダルに悔しさにじませる
フランス・グルノーブルで行われたフィギュアスケートのグランプリファイナルを終え、銀メダルに輝いた鍵山優真選手が10日に帰国し、インタビューに答えました。 【画像】フィギュアスケートGPファイナル男子の結果 日本時間7日に行われたショートプログラムでは1位のマリニン選手と「11.94」差で2位につけた鍵山選手。8日のフリーでは「188.29」と、全体トップの点数をマークしたものの、マリニン選手には合計点で「10.34」およばず、2位で表彰台へ上がりました。 前回大会では銅メダルだった鍵山選手。順位を上げた結果でしたが、手応えについて聞かれると「全くない。結果とかより自分ができなかったところが気になってしまって。フリー1位だったというのがうれしくないというか、そこを目指していたわけではないので、自分に足りないのはチャンスをつかむ力。相手の失敗を祈っているとかそういうことではなく、チャンスがつかめなかった。そこがすごく自分には足りない力。練習から自信を積み上げていって、自分の納得できる演技をできたら」と悔しさをにじませるコメントで振り返りました。 また、19日から行われる全日本選手権には「もちろん表彰台の一番上を目指して頑張っていきたい」と意気込み「ずっと全日本選手権でも他の試合でもなかなか金メダルが取れない状態。すごく金メダルに対する欲が少しずつ深まってもうすぐ噴火しそう。全日本選手権で今まで突き当たっていた壁を登りたい」と気持ちのこもった金メダルへの思いを語りました。