ウォール街の不安を反映、新年初週の取引ではリスク回避が鮮明に
株式では、全米アクティブ投資(NAAIM)マネジャー協会が発表するする株式エクスポージャー指数は3週連続で低下した。
リスク回避傾向にもかかわらず、ウォール街のストラテジストらの見通しは楽観的だ。ブルームバーグの調査によると、S&P500種は25年には12%上昇すると見込まれている。
フランクリン・テンプルトン・インベストメント・ソリューションズのシニアバイスプレジデント、マックス・ゴクマン氏は「株式市場は今後もいわゆる『不安の壁』を登り続けるというのが市場の一般的な見方だが、米国の次期政権が高い壁を築くことを好むことは周知の事実だ」と述べた。
原題:Risk Appetites Dim in Week of New Year’s Angst on Wall Street(抜粋)
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Lu Wang, Denitsa Tsekova