マンションリノベ、10年間住んでみた感想は?家族5人、広さ65㎡、仕切りのない間取り
子どもがぐるぐる動いて自由に遊べる
こちらは子ども部屋。天井高を生かし、一部ロフトに。ベランダ側には壁をつくらず、玄関に行ける通路も取り込んだので広々! とくに子どもたちが小さかった頃は、家じゅうを自由に行き来して遊んでいました。子どものお友だちが来たときは、玄関からそのまま子ども部屋に直行することも。家の中をぐるぐる動ける動線に、子どもたちも大喜びでした。
どこからも動線がスムーズなので家事の時短に!
写真のように、玄関からファミリークローゼットに直行できます。ですから、外から帰ってすぐにクローゼットに上着をかけに行けるのも、うれしいポイントでした。ここからも子ども部屋の横を通って、リビングに抜けられます。 洗濯に関する家事動線も便利。ベランダに干した洗濯物を取り込む際、子ども部屋側の掃き出し窓を使えば、リビングを通らずにクローゼットへ。そのままクローゼットでたたむ→しまうが完了するので、家事の時短に。 ベランダから直接リビングに入ることもできるので、子どもたちと一緒にリビングで洗濯物をたたむときは、リビング側の掃き出し窓を使用することも。 また、どの部屋にも行き来しやすいことで、掃除もラクに。コードレス掃除機で家の中をぐるっと掃除すれば、15分たらずで掃除が終わります。
エアコンの効きが玄関まで届く!帰宅時ひんやりで快適
仕切りのない家はエアコンが効きにくいというデメリットがあります。確かに、壁や扉がある家と比べると、空間に冷気や暖気が広がりやすくなり非効率。 わが家はリビングに容量が大きめのエアコンを設置。家自体が狭いこともあり、思っていたよりもデメリットに感じませんでした。 また、家全体に冷房が効くことで、玄関までひんやり。夏場は玄関をあけるとすぐ涼しさ実感。これは想像していた以上に快適でした(家族が家にいれば、ですが)。 冬場は暖房効果がそこまで感じられず、寒いですが…。エアコン以外の暖房器具も活用しながら乗りきっています。
玄関からLDKが丸見え問題は100均プチDIYで解消
わが家は、玄関からLDKが丸見え。子どもの帰宅を確認しやすいなど、普段の生活ではメリットも感じますが、来客時には困ってしまうことも…。 とくにダイニングで食事をしているとき、家族がくつろいでいるとき、お風呂上りに子どもが裸でうろうろしているときなどに、宅配便が来たり、来客があったりすると、とても気まずいです。 そこで、廊下の電線管に100均のカーテンレール+布をつけて、簡易的な仕切りをつくりました。 玄関からの視界をさえぎり、玄関からLDKが丸見え問題を解消できています。 玄関から丸見えになるという、デメリットがありましたが、プチDIYで解決。開放的で動線がスムーズな間取りは、暮らしやすく自由に使える点が気に入っています。
日刊住まい編集部