「辛いけどハマる」中国発祥の“マーラータン”が日本でブーム 専門店続々オープン!人気のワケとは?
TBS NEWS DIG Powered by JNN
今、SNSなどでも話題になっているマーラータン。専門店が続々とオープンし、連日行列が出来ています。人気のワケを調べてきました。 記者 「オープンと同時に、多くのお客さんがお店に入っていきます」 きょう横浜市にオープンした、こちらのお店。期待に胸を膨らませるお客の列は、階段の奥にまで!店内には、白菜や空心菜にエビ団子など50種類以上の食材が。これらを春雨などと一緒に茹で、スープと合わせると完成するのが「マーラータン」です! 中国発祥の「マーラータン」は、しびれるような辛さの花椒や唐辛子、薬膳などをブレンド。“一人用の火鍋”として人気のスープ料理です。 客(30代) 「薬膳っぽい感じ」 客(60代) 「そうそう体によさげ感じで」 客(20代) 「めっちゃ辛いんですけど、ハマる美味しさでまた食べたい」 こうした理由から、今、日本にも続々、専門店がオープンしているんです。 こちらのお店は現在、都内を中心に17店舗を展開。来月にも2店舗オープン予定です。 記者 「まずはこの小籠包いっちゃいます。お店で人気だというのがキクラゲ。黒は見たことありますが、白キクラゲがあるんですね」 自分の好きな具材を選べるのも楽しみの一つ。 「食べきれるかな?」 「いけるでしょ!」 「めっちゃ楽しいです」 まさに“自分だけのマーラータン”。 お店によってスープなどの特徴が違うことから、“マーラータン巡り”をする人も今増えているようで… 「味玉…」 「え?やばいやばい」 「待って!餃子あるじゃん!」 Nスタが出会ったのは、4人組の大学生。 大学生(19) 「マーラータン巡りしてます。最近ハマって、週2くらいで食べる日もあります」 きょうのお目当ては、東京・池袋にあるお店。というのも、ここは…。 串串香 麻辣湯 陳蘇 店長 「鴨の血はすごく人気です。(Q.中国人よく食べる?)よく食べます。大人気です」 鴨の血やハチノスといった食材を扱うなど、本場・中国の味を楽しめるお店なんです。 中国出身 50代 「1週間に1回来ます。おすすめです、鴨の血」 中国出身 20代 「ふるさとの味です。日本の人は、この美味しさに気付くのが遅かったね」 串串香 麻辣湯 陳蘇 店長 「今までは中国の方が8割以上ですね。でも2か月前から日本の方が増えてきていますね。今、9割ぐらい日本の方」 奥が深いマーラータンの世界。今後ますます人気が高まりそうです。
TBSテレビ