K-フード輸出、10月末実績で1.2兆円の「過去最高」…ラーメン・コメ加工食品が牽引
【11月09日 KOREA WAVE】韓国の農食品輸出累積額(暫定)が先月末、81億9000万ドル(約1兆2530億円)・前年比8.7%増と、10月末の実績では過去最高を記録したことが5日、農林畜産食品省のデータでわかった。14カ月連続で前年比成長を記録した。 農食品に前後方産業を含めたK-フードプラスの輸出額は、前年比5.9%増の107億ドル(約1兆6370億円)だ。 輸出品目別に見れば冷凍のり巻き・即席ご飯・トッポッキなど米加工食品は前年比41.9%増加した2億5000万ドル(約382億5000万円)だった。 最大市場である米国の場合、前年より55.9%増加し、中国市場は9月から冷凍のり巻きが新規に輸出され前年より40.2%増えた。 輸出額トップ品目のラーメンは、10月末までに累積10億ドル(約1530億円)の輸出を突破した。先月1カ月だけで1億2000万ドル(約183億6000万円)を輸出した。 ラーメンは最大輸入国である中国で18.6%増の2億1000万ドル(約321億3000万円)、米国で65.0%増の1億8000万ドル(約275億4000万円)、オランダで57.7%増の8000万ドル(約122億4000万円)の輸出額を記録した。新市場である中南米も前年より70.9%増加した輸出実績を示した。 生鮮食品は前年比0.5%増加したが、キムチ、ゆず、ブドウなどが成長傾向を示した。キムチは前年より3.1%増の1億3470万ドル(約206億円)、ゆずは2.3%増の4830万ドル(約73億9000万円)、ぶどうは24.0%増の3330万ドル(約51億円)だ。 特にゆずはカナダ、フィリピンなど新規市場に対する輸出が着実に増え、10月から増加傾向に転換した。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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