自民、選対委員長に木原氏調整 代行ポストから昇格
石破茂首相(自民党総裁)は、衆院選後に党選対委員長を引責辞任した小泉進次郎氏の後任に、木原誠二選対委員長代行を昇格させる方向で調整に入った。木原氏は岸田文雄前首相の最側近。来年夏の参院選や東京都議選を見据え、継続性を重視した。複数の関係者が6日、明らかにした。 首相は、木原氏が公明党と良好な関係を築き、参院選や都議選での協力態勢を構築する上で適任と判断した。与党過半数割れで厳しい政権運営を余儀なくされる中、岸田氏の側面支援を期待する狙いもありそうだ。 木原氏は2005年に衆院初当選し、現在6期目。岸田政権下で官房副長官や党幹事長代理を務めた。