スペック最強は誰だ!? 日本代表、最新メンバー能力値ランキング7位。IQが高いから点を取れる! 中央で輝く万能な男
15日、サッカー日本代表は2026年のワールドカップ(W杯)・アジア最終予選第5戦目、アウェイのインドネシア代表戦で大量得点を奪い勝利した。これで4勝1分の勝ち点13。2位との勝ち点差は7となりW杯出場に大きく近づいた。誰が出ても点が取れる日本代表はまさに史上最強。そんな代表メンバーの能力値をランキング形式で紹介する。(成績、市場価値は11月17日現在。『transfermarkt』を参照)
7位:南野拓実(ASモナコ/フランス) 生年月日:1995年1月16日 市場価値:2000万ユーロ(約32億円) 24/25リーグ戦成績:10試合1得点1アシスト 日本代表通算成績:64試合24得点11アシスト 森保ジャパンにおける最多得点者である南野拓実が7位にランクインした。 純粋なFWではない選手が3試合に1得点を決めることはそう簡単なことではない。それでも日本代表通算で64試合24得点11アシストという見事な結果を残している南野は日本代表の攻撃陣に欠かせない存在であり、「攻撃力」が83.0と高い数値になっていることには疑問はないだろう。 南野は決して個人技に頼ってゴールを奪うタイプではない。タイミングの良い抜け出しや適切なポジショニング、ボールがこぼれてくる察知能力など、味方との連係を武器にゴールを量産してきた。 そういう意味では、常に敵味方のポジションを把握しながら、2手、3手先を読んだ立ち位置を取ることができる南野の空間把握力は高いものがあり、「IQ」の数値は82.1まで及んだ。 また、味方を助けるランニングやハーフスペースへの抜け出しなど、とにかく動きを止めない。自分だけでなく周りを活かすプレーができることも大きな特徴だ。 第1次森保政権のときには、一時期4-3-3の左ウイングで起用されたこともあったが、南野の特徴が一番活きるのはやはり中央のポジション。ウイングバックにドリブラータイプが起用されている代表においても、シャドウとして中央でのプレーに専念できることが、南野の好調を維持させているのだろう。
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