たまに遭遇する「民間の緊急車両」。救急車と同じように道を譲らないと罰則はありますか?
運転中に緊急車両に遭遇した際の正しい対処法
運転中に緊急車両に遭遇した場合には、公共・民間問わず道を譲らなければならないことが分かりました。その際、道路交通法によって定められている正しい対処法は以下の通りです。 【交差点もしくはその付近】 交差点を避けて、道路の左側に寄って「一時停止」する。一方通行の道路で左側に寄ると緊急車両の走行の妨げになる場合は、「道路の右側に寄って停止」する。 【それ以外の場所】 道路の左側に寄って、緊急車両に進路を譲る。 前述したようにこれらの対処を怠った場合、罰則に科されるため、あらかじめ正しい対処法を認識しておくことが大切です。
赤い回転灯を鳴らした民間の緊急車両に遭遇して道を譲らなかった場合、罰則対象となる
緊急車両は、公共・民間問わず道を譲らなければならないことが分かりました。その際、基本的に道路の左側に車両を寄せ、一時停止することが正しい対処法となります。 また、仮に道を譲らなかった場合、緊急車妨害等違反として1点の違反点数と、普通車の場合には6000円の反則金が課されます。 緊急車両かどうかの判断に迷った際には「赤い回転灯をつけてサイレンを鳴らしている車両か否か」で判断してください。正しい交通ルールを理解し、安全な運転を心がけましょう。 出典 デジタル庁 e-Gov法令検索 道路交通法(昭和三十五年法律第百五号)第三章 車両及び路面電車の交通方法 第七節 緊急自動車等 (緊急自動車の優先)第四十条 警視庁 反則行為の種別及び反則金一覧表 警視庁 交通違反の点数一覧表 国土交通省 道路運送車両の保安基準の細目を定める告示【2009.03.24】〈第三節〉第231条(緊急自動車)(1ページ) 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部