メルカリ“詐欺被害”訴え続出も…本社「コメント差し控え」 被害者は怒り「騒動になったら手のひら返し」
「ネットで騒動になったら手のひら返したように180度態度が変わった」
一連の経緯はネット上で物議を醸し、メルカリの対応に批判が集中。「何かあれば強制的にキャンセルさせられるの不利でしかない」「つまり不正したモン勝ちで損した利用者がバカだと言いたいわけだな」「出品側から手数料10%も取ってるのに、出品側が困った時の対応はダメすぎるのはどうなのかなって思う」「泥棒なんだから運営何とかしろよ」などさまざまな声が寄せられた。また、過去に同様の被害に遭った事例が続々と報告され、出品者が損失をこうむったまま、泣き寝入りしている実態も浮き彫りになった。 投稿により、メルカリは“炎上状態”に。すると、にゃーちゃんさんにメルカリから再度連絡があった。 「事務局」ではなく、「SNS担当」からで、「一連の投稿を拝見し、社内にて再度経緯の見直しおよび補償をするよう、働きかけています」との内容だった。その後、事務局からも連絡を受けると、そこにはキャンセル対応を撤回し、販売利益を入金したことが記されていた。 「私が知らぬ間に勝手にお金が補償されてました。今さら補償いりません。最初の事務局の態度と180度変わったので許せない。然るべき措置をとると書いてあるのに購入者は名前を変えてまだメルカリにいます。これはどういうことなのでしょうか」。メルカリの謝罪は到底受け入れられないとして説明を求めている。 取材に対し、にゃーちゃんさんは改めて心境を語った。 「私1人で訴えている時には耳を傾けず無視だったのにもかかわらず、むしろ定型文だけしか送られて来なかったのに、ネットで騒動になったら手のひら返したように180度態度が変わったことに不信感を感じています。不誠実な会社だと思います」 類似の報告が相次いだことから、被害は「氷山の一角」と受け止めている。メルカリ内でのやり取りでは、キャンセルされており、SNSを使っていなければ、お蔵入りにされていた可能性がある。「今後二度と同じことが起きないように再発防止はどのように行うのかしっかり公表していただきたいです。このままでは誰も安心してメルカリを利用することができないと思います。今実際に被害に遭われている方たくさんいらっしゃるので、その方たち全員の声を聞き、対応してほしいと強く思います」と声を上げた。