日比野菜緒 2年連続8度目の全豪OP本戦入り、第3シード撃破し予選突破<女子テニス>
全豪オープン
テニスの全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム)は9日、女子シングルス予選決勝が行われ、世界ランク143位の日比野菜緒が予選第3シードで同113位のH・ダート(イギリス)を6-4, 7-5のストレートで下し予選突破を果たすとともに、2年連続8度目の本戦入りを決めた。 予選は6日から9日まで行われ、3試合に勝利すると本戦入りすることができる。 30歳の日比野は同大会の本戦に過去7度出場しており、2020年と2021年には初戦を突破し本戦2回戦進出を果たした。昨年は本戦1回戦でM・サッカリ(ギリシャ)にストレートで敗れている。 今大会は予選1回戦で予選第17シードで世界ランク122位のM・スタクシッチ(カナダ)、予選2回戦で同245位のE・マカロバに勝利し予選決勝へ駒を進めた。 本戦出場をかけた予選決勝の第1セット、日比野は1度ブレークを許したものの、リターンゲームでは2度のブレークに成功しこのセットをものにする。 続く第2セット、1ブレーク差を追いかける展開となった日比野は第9ゲーム、3度のセットポイントを凌ぐと6度目のチャンスを活かし土壇場でブレークに成功。さらに日比野は第11ゲームでも相手のサービスゲームを破り、直後のサービング・フォー・ザ・マッチを取り切った。3-5から4ゲーム連取し、1時間47分で勝利を収めた日比野が本戦へ駒を進めた。 勝利した日比野の本戦1回戦の相手は今後決定する。