【MLB】ヤンキースが4勝1敗でガーディアンズ撃破 スタントン同点弾、ソト決勝3ラン 15年ぶりのWS進出
リーグ優勝決定シリーズ第5戦【ヤンキース5-2ガーディアンズ】延長10回@プログレッシブ・フィールド
日本時間10月20日、ヤンキースとガーディアンズが対戦するア・リーグの優勝決定シリーズは第5戦を迎えた。試合は2対2の同点のまま延長戦に突入し、ヤンキースが10回表にフアン・ソトの3ラン本塁打で勝ち越し。5対2で勝利し、シリーズの対戦成績を4勝1敗として2009年以来15年ぶりのワールドシリーズ進出を決めた。9回裏からマウンドに上がっていたヤンキース5番手のルーク・ウィーバーが勝利投手。ガーディアンズ5番手のハンター・ガディスはソトに勝ち越し弾を浴び、敗戦投手となった。 【動画】ヤンキースのフアン・ソトが勝ち越し3ランを放つ ヤンキースがカルロス・ロドン、ガーディアンズがタナー・バイビーの先発で始まった一戦は、初回にガーディアンズが見事な中継プレーでヤンキースの先制を阻止。2回裏には内野安打で出塁したジョシュ・ネイラーをボー・ネイラーがライトへの二塁打でホームへ還し、ネイラー兄弟の活躍によりガーディアンズが1点を先制した。 中3日での登板となったバイビーをヤンキース打線が攻略できない状況が続くなか、ガーディアンズが5回裏二死2塁からスティーブン・クワンのタイムリーで1点を追加。しかし、ヤンキースは直後の6回表に無死1・2塁のチャンスを迎え、主砲アーロン・ジャッジが併殺打に倒れて二死3塁となったものの、ジャンカルロ・スタントンが豪快な2ラン本塁打を放ち、ひと振りで試合を振り出しに戻した。 ロドンが5回途中5安打2失点、バイビーが6回途中6安打2失点で降板したあとは、両軍ブルペンの我慢比べとなり、各投手が要所を抑えて8回終了時点で2対2の同点。9回表、ガーディアンズはポストシーズンに入ってから不振が続いていた守護神エマニュエル・クラセがマウンドに上がり、ジャッジとスタントンを含むヤンキース打線の中軸を抑えた。 試合はそのまま延長戦に突入し、ヤンキースは10回表にガーディアンズの守備のミスもあって一死1・2塁のチャンスに。グレイバー・トーレスは空振り三振に倒れたが、ソトがセンターへ3ラン本塁打を放り込み、5対2とリードを奪った。9回裏から登板していたウィーバーが試合を締めくくり、ヤンキースは15年ぶりのリーグ優勝が決定。2009年以来となるワールドシリーズ制覇への挑戦権を得た。