三菱の新型SUV「エクスフォース」 アセアン地域対象の安全性総合評価でファイブスターを獲得
新型コンパクトSUV「エクスフォース」
三菱は、新型コンパクトSUV「エクスフォース」が、アセアン地域の新車を対象に安全性能を総合評価する「ASEAN NCAP」において、最高評価となる5☆(ファイブスター)を獲得したと発表した。 【写真】三菱のSUVとピックアップトラックを写真で (74枚) 同社は、交通事故ゼロのクルマ社会に向けた安全理念を掲げ、安全技術の開発・普及と、交通安全教育の2つの側面から取り組みを進めていると述べる。 ■エクスフォース 衝突時のエネルギー吸収とキャビンの変形抑制を両立させた衝突安全強化ボディ「RISE」に加え、6つのSRSエアバッグを採用することで衝突安全性能を確保。 さらに、衝突被害軽減ブレーキシステム[FCM]や後側方車両検知警報システム[BSW]、後退時交差車両検知警報システム[RCTA]、オートマチックハイビーム[AHB]などの先進安全装備によって、高い予防安全性能も備えたという。 2023年にインドネシアで世界初披露された同車は「Best-suited buddy for an exciting life(毎日を愉しく過ごすことができる頼もしい相棒)」をコンセプトに、アセアン地域での使われ方にこだわって開発した5人乗りのコンパクトSUVだ。 スタイリッシュかつ力強い本格的なSUVデザインを特長とし、取り回しの良いコンパクトなボディサイズでありながら、広々とした居住空間や多彩な収納スペースなどの快適性・実用性を両立。さらに、荒れた路面や冠水路などさまざまな天候や路面において、安心・安全の走破性を実現すると三菱は言う。 2023年11月にインドネシアで販売開始後、本年3月にベトナム、7月にフィリピンなどのアセアン地域、中南米やアフリカで発売しており、今後は中東や南アジアにも順次展開を拡大する計画だ。
AUTOCAR JAPAN(執筆)