木に触れるワークショップ、伐倒アクティビティ…「健やかな森を守る」ユニークな取り組み[FRaU]
喜多川キャンピングベース(埼玉県)
大好きな遊び場を自分で守る、キャンパーの森づくり。 埼玉県飯能市にあるキャンプ施設〈喜多川キャンピングベース〉では、2023年4月より「100年続く森を育てるための、間伐を知る」をテーマに、1年を通して森づくりにまつわる体験ができる〈川上ノ森オーナーズクラブ〉を開始。 まちの約75%が森林で、かつては林業で栄えた飯能市だが、林業の衰退により森林が荒廃。地元の建設会社と観光協会、キャンプ場がタッグを組んで、キャンプを愛する人々に間伐の重要性を知ってもらうためのサービスを編み出した。 会員は適宜キャンプ場に宿泊しながら、地元の木材の伐採、加工、植林、環境整備などを1年かけて体験でき、木工加工教室や狩猟体験など各種コンテンツに特別料金で参加可能。楽しみながら森を守る、ポジティブなアイデアだ。 ●情報は、FRaU2024年8月号発売時点のものです。