「たかがタバコ・酒くらいで、という話ではない」橋下徹氏が宮田笙子の“五輪辞退”でさらなる持論を展開!「俺がシーラカンスなのだろうか」【パリ五輪】
日本体操女子代表の宮田笙子(順天堂大)が喫煙・飲酒行為でパリ五輪出場を辞退した問題で、元大阪府知事の橋下徹氏がさらなる持論を展開した。 【PHOTO】パリ五輪出場が内定した日本体操女子代表5選手を厳選フォトで一挙紹介! 7月19日に日本体操協会が記者会見を開き、今回の一件に関する時系列での詳細と辞退に至った経緯を説明。それを受けて弁護士である橋下氏は自身のX上で2度に渡って独自の見解を示したが、20日夜にも「宮田選手の喫煙・飲酒問題」「俺はシーラカンスか⁉️」「厳しくご意見ください‼️」と題して、長文の私見を掲載した。以下、全文。 「どのような分野であってもチームで高い目標を目指して修練している場においては喫煙・飲酒が制限されることがあるだろう。特に身体を用いるスポーツの分野においては。 この制限とそれに反した場合にチームから去ってもらうことが著しく不合理だとは思わない。もちろんチームでの修練の場を離れてプライベートになったときまで完全な制限を受けるのはやり過ぎだという評価もあろう。 宮田さんが自宅や街中で友人たちと喫煙・飲酒した話であれば厳重注意で収める話だろう。ただしそのような世の中にするのであれば甲子園はじめあらゆる未成年スポーツの分野で喫煙・飲酒即チーム全員出場辞退という馬鹿げた慣習をなくすことも前提だ。これには大賛成。 しかし今回の宮田さんはトレーニングセンター内で禁止されている飲酒をした。この場面ではチームから外れてもらうというのも仕方がないというのが僕の感覚。この場面ではたかがタバコ・酒くらいで、という話ではない。これが許されるなら、集中しなければならない修練中に禁煙・禁酒のルールを定めることができなくなる。 禁煙・禁酒弁護団合宿も過去に経験した。高く困難な目標実現に向けて完全集中しようという趣旨だった。そのときにたかだかその合宿中ですらそのルールを守れないメンバーがいれば弁護団から外れてもらいたいと思うのはダメなのか。合宿が終われば自由にすればいいだけ。宮田さんもトレーニングセンター内だけは我慢して、どうしてもというなら代表チームの活動の場ではないところで喫煙・飲酒すればよかった。 このようなことはあらゆる職業・領域にあることではないのか。俺がシーラカンスなのだろうか。ご意見ください。 まあこのことがきっかけになり、今後未成年チームスポーツにおいて喫煙・飲酒くらいでチーム全員が出場辞退に追い込まれるという慣習がなくなれば幸いだ。ただしつこいが修練中はチームから外れてもらわなアカンと思う」 構成●THE DIGEST編集部
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