【ボートレース】金子拓矢がF…2コース差しの下出卓矢が地元G1初制覇/三国G1
<三国ボート:北陸艇王決戦>◇G1◇最終日◇3日 地元の下出卓矢(38=福井)が2コースから差して、19年10月の平和島周年以来、G12度目の制覇を果たした。優勝は通算22度目、三国では7度目。来年3月に若松で行われるSGクラシックの優先出走権も獲得した。2着には2Mをさばいた上野真之介が粘り、3着には佐藤翼が入った。 優勝戦の進入は枠なりの3対3。4カドから金子拓矢がまくったが、コンマ01のフライング。下出は2コースから差し伸び、2M先取りで決着をつけた。「グリップして進んでいたし、仕上がりは良かった」。今節は2日目にチルトを2度に跳ねたが、思ったほど伸びが来ず、バランスを取る調整を続け、優勝戦前にはピストンリング1本を交換。出足から伸びを上位に仕上げた。「今節は出足が良かったが、自分らしく伸びに特化する研究を続けて、SGでも頑張りたい」。次節は14日からの桐生一般戦に臨む。