ラージボールの祭典・神戸ラージボールフェスティバルが開催 参戦した福澤朗アナ「ラージボールは人生を豊かにする」
<第4回ニッタク杯全国オープン 神戸ラージボールフェスティバル 日程:11月1日~2日 場所:神戸市立中央体育館> 11月1日~2日、全国オープン・神戸ラージボールフェスティバルが神戸市立中央体育館にて開催された。
神戸でラージボールの祭典が開催
神戸ラージボールフェスティバルとは、今年で第4回を迎える、参加者の交流とラージボールの楽しむことに重きを置いたオープン大会であり、年齢別の団体、男女シングルス、混合ダブルスなど多くの種目が行われた。 混合ダブルス一般では藤本(ニッタクサンフレンド)/田代(ブレイス卓球宮崎)ペアが優勝。男子シングルス一般は今津(TTSタカハシ)、女子シングルス一般は乙井(BUDDY)が優勝した。男女混合3W団体一般は、グラストリー44(千葉・藤本・飯田・池田・田代)が優勝を飾った。 また、ニッタクの熱烈卓球伝道師に任命されているフリーアナウンサーの福澤朗アナウンサーも今大会に参加し、ラージボールの楽しさや大会についての質問に回答した。
福澤朗アナウンサー インタビュー
<ラージボールの試合に参加した感想は?> 僕は硬式の40mmも好きで、(ラージボールは)完全に別競技として両立させるというのが僕の中でのテーマです。だから硬式はペンホルダーグリップで裏面を貼った状態でプレーしていて、ラージボールはシェイクハンドグリップでやっています。別の競技としてどちらも楽しいです。 僕は、中学高校と卓球部だったのですが、硬式では一切回り込まないのにラージボールだと回り込めるんです。硬式だったらパーンと厳しく打たれたらもう諦めたのが、ラージボールだと届くんです。軽くロビングあげたりとかつないだりっていうプレーができて、卓球が本来持つ楽しさがラージボールにはあります。 ラリーズだから言うわけではないのですが、卓球の本来の面白さはそこなんですよ。ラリーズなんですよ。はい、ごめんなさい(笑)。ラリーなんですよ。 ラリーは単数形で、何度も何度も20本も30本もつながるラリーがラリーズなんですよ。(そういう意味では)ラリーズはラージボールに特化したメディアになってもいいかもしれないですね(笑)。 最初は3ゲームマッチって聞いてものすごく短い試合だと思ったけれども、3ゲームで十分ですね。ラリーがすごいですから。だから本当に楽しいです。 僕、テレビに出るような仕事してるので、バラエティー番組でタレントさんとかが卓球をやりましょうって企画があるのですが、これまではずっと硬式でやってるけど、初心者の方って回転に戸惑ってなかなか対応できないんです。 結局ラリーが続かずラリーズにならないので、卓球の面白さが伝わんないまんま終わっちゃうんですよ。だからもう、ラージボールでやった方がいいですよ。 <今日の試合を振り返って> 今日は結局混合ダブルスでの1勝に留まったのですが、ラージを始めて5ヶ月ちょっとでこの結果は上出来かなと思いますよ。藤本先生にも「ずいぶん良くなった」っておっしゃっていただいたので、来年の今頃、スーパーラリーズになってます(笑)。間違いないです。1年でこんな強くなるんだっていうぐらい、皆さんをギャフンと言わせます!(笑) <これからラージボールを始めようと思っている方に向けて> 日本代表を目指す方は当然硬式をやってほしいんですけども、そうではなく、ある程度年齢を重ねて楽しく卓球をやって、いろんな大会で全国を転戦して、温泉に浸かって美味しいお酒飲みたいって方は絶対ラージボールのほうがいいです。 なんといっても4と4を合わせた“幸せ”(4合わせ)の直径44mmのボール。人生が後半に入っている方にとって、ラージボールは必ずやあなたの人生を豊かにすると私は断言できます。 <福澤さんが試合中におっしゃられていた「Show The Way」とはどういう意味ですか?> 完全な造語です(笑)。なのでアメリカ人の方が聞くと「?」てなっちゃうけど、「Show」は「見せろ」で、「The Way」は「やり方・生き様」。直訳すると「お前の人生・お前の生き様を見せろ!」っていう意味で、自分自身を鼓舞している。 混合ダブルスの場合は、1点取ったときに「Show Way」って僕が言って、その後「Show The Way」を二人で揃えるんですね。そうすると、こう気持ちがグッと一つになるっていう。これを来年の今頃までに、ぜひラージボールファンの皆さんに周知していただいて、僕が1点取って「Show Way」って言ったら全員で「Show The Way」って言う、コールアンドレスポンスをしていただきたいですね。 そういう一体感のある会場にしたいですよね。来年が楽しみです。