「個人情報のやりとりに会員登録必要」 SNSで知り合った男通じ、女性会社員が217万円だまし取られる
兵庫県養父市の会社員女性(22)が12日、「交流サイト(SNS)の会員登録費を名目に計約217万円をだまし取られた」と、同県警南但馬署に届け出た。同署が詐欺事件として調べている。 【写真】詐欺見抜いた私は大丈夫と思っていたのに…被害女性が語る 同署によると、女性はSNSで知り合った男を自称する相手から「スマートフォンを新しくしたので、連絡方法を変更したい」と5月24日に告げられ、相手に教わったサイト内でやりとりをしていた。 その後、サイトのサポートセンターを名乗る者から「個人情報のやりとりにはポイントを購入して会員登録が必要」と指示され、同月26日~6月3日にかけて9回にわたり、指定の金融機関の口座に計217万円を振り込んだ。 女性が「これ以上は払えない」と告げると、男を自称する相手は「代わりに払う」などと返したが、女性が不安になり、同署に届け出たという。