『軍関係者とみなし…』イスラエル人男性の宿泊を拒否 京都市がホテルに行政指導 “旅館業法に違反の恐れ” 運営会社「宿泊させなかったこと認めるが、詳細は答えられない」
京都市内のホテルが、イスラエル人男性を「軍の関係者」とみなし宿泊の予約を断っていたことがわかりました。旅館業法に違反する恐れがあるとして市は20日にホテルに対し行政指導しました。 京都市によりますと、市内にあるホテルは今月、宿泊予約をしたイスラエル人男性を「軍の関係者」と一方的に判断し宿泊を断ったということです。 6月17日、「SNSでイスラエル人男性が宿泊を断られた投稿が拡散されている」という情報が市に寄せられたため市が聞き取りを行ったところ、ホテルの運営会社は事実を認めたということです。 宿泊施設が正当な理由なく宿泊を断ることは旅館業法に違反する恐れがあり、市は21日に再発防止などを求める行政指導を行いました。 運営会社は「宿泊させなかったことは認めるが、詳細は答えられない」としています。