カスハラ防止条例 群馬県・山本知事「来年四月の施行目指す」
群馬県が準備を進めている「カスタマーハラスメント」の防止条例について、山本知事は、条例の早期制定により、東京都や北海道と並び、全国最速となる来年4月の施行を目指す考えを12日明らかにしました。 県では、顧客が従業員らに理不尽な要求をする「カスタマーハラスメント」を防止する条例の制定を目指しています。 この条例の施行時期について山本知事は12日の定例会見で、同様のカスハラ防止条例を既に成立させた東京都や北海道と並び、来年4月の施行を目指す考えを明らかにしました。 4月の条例施行は全国最速となり、この問題に対し、真剣に取り組んでいる姿勢を示したい考えです。県では、この条例案を来年2月の定例県議会に提出する方針です。 また、存廃が議論されている前橋市の「県民会館」について県は、アンケート調査を県民を対象にインターネット上で実施していることを明らかにしました。 このアンケートは、10月に県議会で「広く県民の意見を聞くことを求める」請願が趣旨採択されたことを受けて実施されたもので、利用頻度や不便に感じた点などを尋ねています。