角田がQ3のラストアタック、ターン5出口でクラッシュしてしまう／DAZN

残り5分の段階で、各ドライバーは新品ソフトに履き替えてトラックへと出ていく。雨が降れば最初にアタックしたほうが、降らなければ後からアタックしたほうが有利になる、天候次第の難しい状況となる。 すると残り2分、アタック中の角田がターン5の出口でコントロールを失い、ウォールに当たってマシンストップ。これでQ3は残り2:13で赤旗となってしまった。 この時点でQ3暫定順位は1:15.227のノリスがトップ。0.022秒差で2番手オスカー・ピアストリ、トップから0.046秒差で3番手フェルスタッペン、4番手カルロス・サインツ、5番手ルイス・ハミルトン、6番手チャールズ・ルクレール、7番手フェルナンド・アロンソ、8番手ランス・ストロール、9番手角田、10番手リカルドとなっている。 現地時間17:21より、残り時間2分でQ3再開となった。この間に少し雨粒が落ち、新品ソフトを持っているドライバーがいないことから、タイム更新は困難な状況に。 結局ラストアタックに出るドライバーもいたが、タイムを伸ばしたのは角田を0.030秒上回ったリカルドのみ。 ノリスがそのまま今季2度目のポールポジションとなり、2番手ピアストリでマクラーレンがフロント・ローとなっている。マクラーレンの予選1－2は、2012年ブラジルGPのハミルトン＆ジェンソン・バトン以来、12年ぶりのこと。3番手フェルスタッペン、4番手サインツという2列目の並びになった。 5番手ハミルトン、6番手ルクレール、7番手アロンソ、8番手ストロールと続いた。9番手リカルド、10番手はQ3でクラッシュした角田だった。 Q3で痛恨のクラッシュを喫した角田。結果としてリカルドより予選結果が下となったのは今季4度目で、チーム内の予選当該成績は角田9－4リカルドとなっている。

第13戦ハンガリーGP・予選結果

角田はQ3進出を果たすも、残り2分で赤旗を誘発してしまう。予選は10番手となった／DAZN

1／ランド・ノリス／マクラーレン 2／オスカー・ピアストリ／マクラーレン 3／マックス・フェルスタッペン／レッドブル 4／カルロス・サインツ／フェラーリ 5／ルイス・ハミルトン／メルセデス 6／チャールズ・ルクレール／フェラーリ 7／フェルナンド・アロンソ／アストンマーティン 8／ランス・ストロール／アストンマーティン 9／ダニエル・リカルド／VCARB 10／角田裕毅／VCARB 11／ニコ・ヒュルケンベルグ／ハース 12／バルテリ・ボッタス／キックザウバー 13／アレクサンダー・アルボン／ウィリアムズ 14／ローガン・サージェント／ウィリアムズ 15／ケビン・マグヌッセン／ハース 16／セルジオ・ペレス／レッドブル 17／ジョージ・ラッセル／メルセデス 18／チョウ・グァンユ／キックザウバー 19／エステバン・オコン／アルピーヌ 20／ピエール・ガスリー／アルピーヌ