橋下徹氏、田崎史郎氏との直接議論を熱望 政治家飲み食い問題「田崎さんのような考え方が永田町の感覚」
元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が2日、フジテレビ系「めざまし8」で、総務省が発表した23年分の政治資金収支報告書について言及。政治家の飲食費も明らかになったが、これに対する政治評論家の田崎史郎氏の意見にかみついた。 この日は23年分の政治資金収支報告書について、その中で閣僚が代表を務める政治団体の10万円以上の飲食費が100回以上あったことなどを伝えた。特に林芳正官房長官は41件約903万円。人数や目的は明らかになっていない。 番組では田崎史郎氏、岩田明子氏からのコメントを紹介。田崎氏は政治家の飲食は「政治家同士の人間関係を培う場所」だとし、それらを料亭などで行うことには「議員会館などの会議室は、誰が使用しているか分かる。他の議員などの目もある中で秘密裏に動けない」などと説明していた。 これに橋下氏は「田崎さん、岩田さん、直接いらっしゃらないので、欠席裁判みたいになってしまうので、今後直接議論したいなと思う」と前置きした上で「田崎さん、岩田さんのような考え方が永田町の感覚です」とバッサリ。「ぼくは自分で政治をやってきて、こういう感覚を変えないといけないと思っているし、認めちゃいけない」と訴えた。 「国会議員同士の人間関係って、飲み食いの人間関係、たいした人間関係じゃない」とも言い「飲み食いを頻繁にやってて仲間が多そうに見えるけど、実績何かあるんですか?って聞いても大した実績のない政治家が多い」とも語った。 また、田崎氏が言った議員会館では秘密裏に動けないという意見にも「秘密だなんだってオープンで政策議論の政治をやっていかないといけないし、議員会館、そんなの大丈夫。議員会館も国立国会図書館もある。いくらでもあるんだから」と反論。「田崎さんのような考え方は古い考え方。是非、議論をさせてもらいたい」と田崎氏との直接議論を熱望していた。