ヤクルト・青木宣親GM特別補佐、「ケガをしてしまうと…」 新人合同自主トレ視察、自らの教訓を伝授
昨年にヤクルトを現役引退し、1月1日付けで同球団のゼネラルマネジャー(GM)特別補佐に就任した青木宣親さん(43)が9日、新人合同自主トレ2日目を視察。ルーキーたちの動きに目を配り「大変なことがたくさんあると思うけど、なんとか乗り越えていいプロ野球人生にしてほしいと思います」とエールを送った。 ドラフト4位で2004年に入団した青木GM特別補佐は、その年の新人合同自主トレで「ハム(ストリングム)をやった記憶があるね。だましだましでやりながら、気づかれないようにしていた。そのままキャンプインして、地獄のようなキャンプを過ごした記憶がある」と、21年前の出来事を懐かしんだ。 ただ、今のフロントの立場で無理強いは勧めない。「今がベストとかでは絶対にないはずだし、やっぱりだんだんシーズンに向けて上げていってほしいなと思う。けがをしてしまうと、ゼロからのスタートになればいいけどマイナスになる可能性もあるからね」。実体験から焦る気持ちは分かる半面、自らの教訓もルーキーに伝授した。
中日スポーツ