【オリックス】山下舜平大、腰痛再発後初のブルペン「キャッチボールの延長」でも新人びっくり
オリックス山下が、腰痛再発後は初めてとなる“ブルペン投球”を行った。 9日、大阪・舞洲の室内練習場のマウンドから、捕手を立たせての20球。カーブ2球以外は直球を投じた。「キャッチボールの延長ぐらい。傾斜の怖さもあったので。映像を見たけど、バランス的には悪くない。順調に計画通り来ている」。半分程度の力具合ながら、23年の新人王が復活にまた1歩前進した。 160キロの速球を誇る剛腕の「生投球」が、金の卵たちも驚かせた。合同自主トレでノックを受けていた新人が横目でチラチラ。同じ長身右腕で、山下を尊敬するドラフト3位の山口廉王投手(18=仙台育英)は「みんな見てました。ロケットみたいでびっくり。迫力あって、これが本物なんだなと思った。映像で見るのと、生で見るのは全然違った。すごく刺激になる」と目を丸くした。