運動嫌い、筋トレ嫌い必見!「筋トレは3秒でも効果あり!」『たった3秒筋トレ』著者・中村雅俊さんインタビュー
40歳を過ぎると、若い頃に比べて疲れやすくなった、立ち上がる時に「よいしょ」と言ってしまう、少し歩いただけですぐにしんどくなる……、といったことが増えてきませんか? 今はまだ歩く、走る、階段を昇り降りする、座る、立ち上がるといった基本動作に支障がないという人が大半だと思いますが、10~20年後も同じとは限りません。 【写真】美容にも効く「3秒筋トレ」はこちらで紹介! 筋肉の機能 (筋機能)のピークは、普通の人で20~30代と言われています。それ以降は、運動をしない限り、減る一方です。とはいえ、いざ運動しようと思っても、「時間がない」「キツいのは嫌」「運動が習慣づかない」などといった理由から、いつまで経っても運動できないままでいる、という人は多いのでは? こうした悩みを抱え、なかなか運動できないでいる人も、「家でできて、1回3秒だけ!」という運動ならできると思いませんか? 研究や大学での指導の傍ら、高齢者や怪我をした人に運動指導も行っている西九州大学リハビリテーション学部准教授・中村雅俊さんが考案したのが「3秒筋トレ」です。筋力維持の大切さや、3秒筋トレのノウハウを詰め込んだ『たった3秒筋トレ』を執筆した中村さんにお話をお伺いしました。
1987年、長崎県生まれ。西九州大学リハビリテーション学部 准教授/理学療法士。長崎大学医学部卒業、京都大学大学院 医学研究科博士課程修了後、同志社大学スポーツ健康科学部助教、新潟医療福祉大学リハビリテーション学部講師を経て、2022年より現職。新潟医療 福祉大学時に行った「3秒筋トレ」の効果についての国際論文を2022年に発表。「ニューヨーク・タイムズ」紙で取り上げられて話題になるほか、「ガッテン!」(NHK)、「羽鳥慎一 モーニングショー」(テレビ朝日)、「ひるおび」(TBSテレビ)など数々のメディアで取り上げられる。フィジカルトレーニングに関する精力的な研究により、ストレッチに関する論文数は世界ランキング1位(2023年)。その傍ら、リハビリのプロとして一般の方々のケアにもあたる。