地元メディアも八村塁の本拠地プレデビューを絶賛「まるで賢いベテラン選手」「しっかりしたシュート力」
NBAのプレシーズンゲーム、ウィザーズ対ニックスが7日(日本時間8日)、ワシントンで行われ、ウィザーズのルーキー、八村塁はパワーフォワードの位置で先発出場。第3Qまで計21分10秒プレーし12得点、4リバウンド、2アシストをマークした。チームは99対104でニックスに敗れたが、ダンクを披露するなど八村は地元のファンを喜ばせた。米メディアも八村の本拠地デビューに注目。CBSスポーツは「ウィザーズの八村が初戦でしっかりしたシュート力」との見出しを取り、その活躍ぶりを報じた。 記事は「八村はエキジビジョンの試合で放ったシュートの50%を沈めてリバウンドでも貢献した。ルーキー(の八村)は今年、彼が持つ多彩さを武器にチームにインパクトを残すことを期待されている」と紹介。スコット・ブルックス・ヘッドコーチは「彼はレギュラーシーズンを通し、センターと2つのフォワードポジションでプレー時間を得ることができるかもしれない」とコメントしたという。 地元のワシントンポスト紙は、「ウィザーズのルーキー、八村のプレシーズンゲーム初戦は『賢いベテラン選手』に見えた」との見出しを取って絶賛した。 「初物の目新しさは、まもなく消え去るだろう。試合の日々が絶え間なく訪れ、八村のウィザーズでの最初のシーズンはルーティン化するだろう。それでもこの夏のNBAドラフト9位で指名されたルーキー(の八村)は、彼のエキシビジョンゲーム初戦を近づく2019-20年シーズンでのハイライトのように感じさせた」と八村のプレーぶりを伝えた。 記事は「八村は午前中のシュート練習からパワーフォワードとしての先発出場を果たすまでをワクワクするという言葉で表現した。しかし、この夜の八村のプレーを表す、もっと的確な形容詞は“落ち着き”という言葉かもしれない」と絶賛。 続けて「新しいメンバーとなった新生ウィザーズを知らない9420人の観客は、その新しいチームを評価するためにキャピタルワン・アリーナに集まった。そこで八村は21分プレーし賢明なシュート選択をしながら7本中4本のシュートを決めて12得点を挙げた。八村は2アシスト、4リバウンドも記録し、身体能力の高いジュリアス・ランドルや、激しいプレーを見せるマーカス・モリスを相手にしたマッチアップでも安定したプレーを見せた」とプレーぶりと結果を紹介した。