地元メディアも八村塁の本拠地プレデビューを絶賛「まるで賢いベテラン選手」「しっかりしたシュート力」
また「他のルーキーとは違い、八村には、NBAで初めてドラフト一巡目で選出された日本出身の選手というプレッシャーが加わる。今シーズンを通して八村は世界的なスポーツ選手としてメディアに追いかけられ報じられるだろう」と予測。 試合前には、3人のカメラマンが、八村がプレーヤーディベロップメントを担当するデビッド・アドキンスコーチと共にノートをチェックし、ラップトップのビデオ映像を見ている姿を密着して撮影していたという。 そして「八村は、特別な注目を浴びても気にする様子を見せなかった。10社ほどの日本メディアが、取材に来たトレーニングキャンプもそうだった。初めてプレーするコートなのに、八村は、ウィザーズのチームメートとうまく調和を図った選手のように見えた」とメディアのフィーバーぶりにも動揺しない落ち着きぶりをクローズアップした。 この日の八村のプレーについては、「八村は最初の得点としてランドル越しに真っすぐ伸びたジャンプシュートを決めた。4分過ぎには、彼はランドルから2つ目のファウルを誘った。八村はミドルレンジを越えてプレーの幅を広げるのを待ちゴールへ向かってドライブする選択をした」と紹介。さらに「大学時代に76本しか3点シュートを放たなかった八村は、最初の長距離シュートの場面が訪れた際に打たずに右のコーナーをドリブルで抜けた。第3クォーターの終盤で、もう1度コーナーから3点シュートの機会があったが、そこでもパスを選択した。ただ次の機会には3点シュートを放ち成功させた。八村は、長距離シュートへ及び腰だったにも関わらず、エリート選手としてドラフト3位で指名されたニックスのルーキー、RJ・バレットよりもはるかにリラックスして見えた」と評した。 ウィザーズは開幕前に主力の故障者が続出しており大型ルーキーの八村への期待がより高まっているようだ。