【国内初】薬でアンチエイジングできる時代に!? “老化細胞を取り除く薬”の開発へ 順天堂大
研究が実用化された時のインパクトは?
編集部: 今回取り上げた研究が実用化された場合、どれほどのインパクトがある内容なのでしょうか? 山本先生: 糖尿病の治療薬としてすでに世界中で服用されているSGLT2阻害薬が、糖尿病や動脈硬化、フレイルに対する改善効果だけでなく、アルツハイマー病を含めた様々な加齢関連疾患に対しても有効であることが明らかになったとしたら、それは強烈なインパクトを与えることになるのではないでしょうか。
編集部まとめ
順天堂大学などの研究グループは、老化細胞を薬で取り除く国内初の臨床研究の実施を学内の倫理委員会に申請しました。承認されれば2025年度にも患者への投与が始まる見通しです。アンチエイジングは日本だけではなく世界的に注目されている領域なので、今後も研究には熱い視線が注がれそうです。 [この記事は、Medical DOC医療アドバイザーにより医療情報の信憑性について確認後に公開しております]
監修医師:
山本 佳奈 先生(ナビタスクリニック) 滋賀医科大学医学部 卒業 / 南相馬市立総合病院や常磐病院(福島)を経て、ナビタスクリニック所属/ 専門は一般内科