高卒1年目・渡欧DF小杉啓太を現地メディアら大絶賛「期待を裏切ることは滅多にない」「世界最高SBのよう」
ユールゴーデン(スウェーデン)のDF小杉啓太が22日、UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)予選プレーオフ1回戦にフル出場し、1-0の勝利に貢献した。スウェーデンメディアなどから絶賛の声が相次いでいる。 【動画】小杉啓太がデビュー戦後に凱歌の音頭 U-19日本代表の小杉は湘南ベルマーレU-18を卒団した今季、欧州でプロキャリアをスタート。5月にリーグ戦デビューを果たすも以降は出場機会を得られていなかったが、デビュー戦以来の出場となった7月末の試合で初先発を飾ると8月は公式戦6試合中5試合に出場。一気に主力入りへ名乗りを上げている。 迎えた22日のマリボル(スロベニア)戦では左サイドバックでフル出場し、欧州カップ戦の出場権獲得に王手をかける先勝に貢献。スウェーデンメディア『Fotbollskanalen』はこの試合で2番目に優れていた選手として小杉を挙げ、「この左SBが期待を裏切ることは滅多にない。勇猛かつ機敏で、ボールを持つことに自信がある」と称えた。 また、現地人気ポッドキャスト番組に出演する元スポーツ記者のヨナタン・ヨナソン氏はX(@JonatanJonasson)で「世界最高SBのようだね?」と絶賛。さらに現地メディア『Henrik Eriksson』のヘンリック・エリクソン編集長も小杉のプレーを称えている。 現地ファンからも小杉のプレーを高く評価する投稿がSNS上で多く発信されている。小杉はこの試合を考慮してか、17日に行ったAIKとのダービー(●0-2)はベンチから見届ける形に。マリボル戦後にはダービーで出番がなかったことの不満を示すポストも多く、ファンの心を掴んでいるようだ。