岐阜県と岐阜市が「ノロウイルス食中毒注意報」発表 感染性胃腸炎の患者数が増加傾向
岐阜県と岐阜市は 28日、ノロウイルスによる食中毒が多発する恐れがあるとして、「ノロウイルス食中毒注意報」を発表しました。 これは、県内53の定点医療機関で1医療機関あたりの感染性胃腸炎の患者数が、「2週続けて1.1倍」を超えたためで、注意報の発表期間は来年3月末までです。 県生活衛生課によりますと、県内では今年、27日までに16件の食中毒が発生し、患者の数は473人に上っています。 県では、石けんを使用した手洗い、調理する人の体調管理の徹底や十分な食品の加熱、調理器具の洗浄消毒を呼び掛けています。 なお、中核市である岐阜市も同時に「ノロウイルス食中毒注意報」を発表しました。