栗山英樹氏 水原元通訳の事件受け大谷に「申し訳ない」と伝えていた「これだけは嫌だと思ってることが…」
23年WBC侍ジャパン監督を務めた日本ハム・栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサー(63)が29日放送のNHKスペシャル「メジャーリーガー大谷翔平 2024 試練と決断 そして頂点へ」にVTR出演。ドジャースの大谷翔平投手(30)の専属通訳だった水原一平氏が違法賭博問題と多額の窃盗によって球団から解雇された問題についてコメントした。 【写真】2017年12月、大谷翔平(中央)の退団会見に同席した水原一平氏(右)。左は日本ハムの栗山英樹監督 水原氏は2013~17年に日本ハムの通訳を務めたが、同時期に日本ハムの監督だった栗山氏は「一番大切な者に、裏切られたかどうかっていうのは別なんですが“これだけは嫌だ”って思ってることが起こったんだと思います」と大谷の心情を思いやる。 「常に自分が野球に集中できるために、一平が一生懸命それを埋めてくれてたっていう関係だと僕は思ってるんで。あれだけ信頼関係が生まれるっていうのはそれしか考えられない」と2人の関係を想像した。 そして「僕は翔平も一平も信じて一緒にやってきたので。半分信じられないっていう思いと、それから翔平には伝えましたけど、“申し訳ない”っていうことは伝えました」と大谷に自身の思いを伝えたことを明かした。