【ジャイアンツ2－4xダイヤモンドバックス】＠チェイス・フィールド

代打でサヨナラ弾を放ったダイヤモンドバックスのペイビン・スミス（MLB Advanced Media）

　日本時間6月4日、昨季のリーグ王者ながらも苦戦が続いているダイヤモンドバックスは本拠地チェイス・フィールドでジャイアンツとの3連戦がスタート。その初戦は2対2の同点で迎えた9回裏に代打ペイビン・スミスの2号サヨナラ2ランが飛び出し、4対2で劇的な勝利を収めた。ダイヤモンドバックス2番手のライアン・トンプソンは8回途中から登板し、1回1/3を無失点に抑えて3勝目（2敗）をマーク。ジャイアンツ5番手のランディ・ロドリゲスはサヨナラ弾を浴び、メジャー初黒星（1勝）を喫した。 【動画】ダイヤモンドバックスのペイビン・スミスが2号サヨナラ2ランを放つ（MLB.comより） 　ダイヤモンドバックスは2回裏先頭のルルデス・グリエルJr.が通算100号アーチとなる8号ソロを放って1点を先制。一死後、エウヘニオ・スアレスが三塁打でチャンスメイクし、二死後にブレイズ・アレクサンダーのタイムリーで2点目を奪った。ダイヤモンドバックス先発のライン・ネルソンは4回表にマット・チャップマンのタイムリー二塁打で1点を返され、7回表にはエリオット・ラモスに4号同点ソロを浴びたものの、8回途中まで6安打2失点に抑える力投。試合は2対2の同点のまま最終回を迎えた。 　9回表、ダイヤモンドバックスは2番手のトンプソンが2本のヒットを浴びて二死1・3塁のピンチを招いたが、ホルヘ・ソレアをサードゴロに打ち取ってピンチを脱出。すると、9回裏一死からジェイク・マッカーシーが二塁打を放ってチャンスを作り、スアレスの代打として登場したスミスがセンターへの2号2ランで試合に決着をつけた。勝利したダイヤモンドバックスは3連勝で借金を4に減らし、3位ジャイアンツまで0.5ゲーム差に接近。一方、敗れたジャイアンツは5連敗で借金3となった。