日産の人気SUV、エクストレイルが一部改良を実施 日産生誕90周年を記念した特別仕様車も登場
エクステリアや走りの機能はそのまま
日産エクストレイルが一部改良を受けるとともに、90周年記念車「90thアニバーサリー」を設定した。 【写真25枚】一部改良とともに、日産創立90周年の記念モデルを設定した、「日産エクストレイル」の詳細画像をチェック ◆現行で4世代目を数える 初代からタフギアというキャラをウリにしてきたエクストレイル。4代目からは、SUVの高級志向が高まってきたこともあり、プレミアム感を付加している。パワートレインも可変圧縮比機構を備えた1.5リッター直3ターボの「VCターボ」を発電機として用いた100%電動駆動の「e-パワー」を搭載。さらに、4WDモデルには、電動駆動4輪制御技術の「e-4ORCE」(イー・フォース)を採用するなど、走りの面でも大幅な進化を遂げている。 ◆装備の充実を図る 今回の一部改良のメニューは、「インテリジェント・アラウンドビューモニター」(移動物検知機能付き)と「インテリジェント・ルームミラー」の全車標準化。これにより、ドライバーの視界向上と安全性能が引き上げられた。加えて、「日産コネクト・ナビゲーションシステム」にHDMI端子を追加。日産オリジナル・ナビゲーションやディスプレイ・オーディオにインテリジェント・アラウンドビューモニターの映像を表示することで、視認性の向上も図られている。 オプションの選択肢も増えたのも朗報だ。「G」グレードに装着されるナッパレザーシートの色がタンのほかにブラックを設定。「X」で19インチ・タイヤとアルミホイールが選択できるようになるなど、多彩なオプションも用意している。さらに、これまで2トーン・カラーのみに設定されていたシャンパンゴールドで人気の外装色「シェルブロンド」が、単色で選べるようになった。 ◆カッパー色のアクセント 同時設定された90周年記念車は、ルーフレールとフロント・グリルのVモーションにカッパー(ゴールド)色のアクセントを追加。ブラックのドア・ミラーにはカッパーのストライプが入り、足元にはブラックの18インチ・アルミホイールが装着される。 シートは「テーラーフィット」のシート地にカッパー色のステッチが施すことで、「90thアニバーサリー」という記念モデルらしい特別な雰囲気を演出。さらに、リモコン・オートバックドアを標準装備にするなど、装備の充実も図られている。 ◆オーテックとエクストリーマーXも同時改良 また、日産モータースポーツ&カスタマイズが手がけるカスタム・モデルの「オーテック」と「エクストリーマーX」も同時に一部改良を受けている。一部改良のメニューは、両モデルともに標準仕様と同様の内容になっている。 価格は、標準仕様が360万1400~427万1300円、90周年記念車が404万3600~447万4800円、オーテックが457万9300~497万2000円、エクストリーマーXが449万2400~462万3300円となっている。 文=塚田勝弘 (ENGINE WEBオリジナル)
ENGINE編集部