林佑哉が心直にKO勝ちしバンタム級王座挑戦をアピール。闘病中の母にもパワーを!【Krush】
「Krush.165」(10月25日、東京・後楽園ホール)で前KNOCK OUT-REDス-パーフライ級王者の心直(REON Fighting Sports GYM)と林佑哉(K-1ジム大宮チームレオン)が対戦し、林が3RでKO勝ちを収めた。 この試合はバンタム級の次期挑戦者決定戦の意味合いもあるカードで、林は試合後のマイクでタイトル挑戦をアピールした。林は7月大会からスタートした「第9代Krushバンタム級王座決定トーナメント」に出場も準決勝で黒川瑛斗(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)にKO負けを喫していた。 1R、サウスポーの心直とオーソドックスの林。いきなり右ローの林に心直も左ハイ。心直は左ミドル、左ハイ。林は右ハイ。林の右インローに左ミドルを合わせる心直。林が圧をかけてパンチ。心直はかわしロー。なおも林が圧をかける。組み止めた心直。林が組んでからのヒザをはなってしまい中断。注意が出る。圧をかける心直に林は回ってロー。心直は左ミドル、左ストレート。林は右インロー、左カーフ。心直は左ハイ、左ストレート。距離が詰まり組み合う展開が増え、両者に注意。心直は左ハイを連打。
2R、林の右ストレートに左ミドルを合わせる心直。なおも左ミドルの心直。林の右腕が赤くはれる。林が前に出てワンツーも心直はカウンターで飛びヒザ。林はなおもパンチ。心直は組んでからの攻撃を放ってしまい注意。林がパンチの連打で前に。そしてワンツーの右ストレートでダウンを奪う。立ち上がった心直は左ミドル。林は前に出てワンツー。なおも詰めた林が右ストレートでダウンを追加。立ち上がった心直だが、コーナーに詰めて林がパンチを連打。心直は左ミドル、左ヒザ。心直はクリンチでなんとかしのぐがホールディングで注意が出る。 3R、圧をかけた心直が左ハイ。しかし林は左フックでぐらつかせると左右のパンチで追撃、最後は右ハイキックでダウンを奪う。ダメージの大きい心直は立ち上がれず、林のKO勝ちとなった。