ニッサン/NMC、王者奪還を狙う2024年スーパーGT GT500クラス4台のカラーリングと車名を発表
2月15日、日産自動車および日産モータースポーツ&カスタマイズ(NMC)は、公式YouTubeチャンネルで『2024日産モータースポーツファンイベント』と題したオンラインイベントを開催。そのなかで2024年スーパーGT GT500クラスに参戦する4台のニッサンZニスモGT500の車名とマシンカラーリングを発表した。 【写真】濃いマレリブルーにカラーリングが変更されたMARELLI IMPUL Zのカラーリングイメージ 1月18日に2024年GT500クラスのドライバーラインアップと監督、使用タイヤを発表しているニッサン/NMC陣営。今季は4台中3台のラインアップ変更に加え、ニスモの2台がタイヤメーカーを変更、マシンはニスモ仕様をベースとした『ニッサンZニスモGT500』を投入する変革の年になる。 ラインアップ発表の時点では、各チームの車名とマシンカラーリングは明らかにされていなかった。迎えた2月15日、オンライン開催されたファンイベントで発表された2024年モータースポーツ活動概要のなかでカラーリングと車名が公開された。 エースナンバーの“23”をつけ、ロニー・クインタレッリのパートナーに千代勝正を迎えるNISMOは『MOTUL AUTECH Z』、今季はNISMO NDDPとして高星明誠とルーキーの三宅淳詞がコンビを組む3号車は『Niterra MOTUL Z』で車名変更はない。カラーリングに関しても昨年のレッド基調を踏襲するが、ルーフデザインの変更に加え、リヤフェンダー周辺にはニスモロードカーのイメージカラーであるステルスグレーが入れられている。 2022年王者の平峰一貴とベルトラン・バゲットが継続の12号車TEAM IMPULは、こちらも昨季からタイトルスポンサーを務める『マレリ』を冠した『MARELLI IMPUL Z』で車名は変わらず。ただ、マシンカラーのブルーが濃い色となり、今季はマレリのコーポレートカラーであるダークブルーに変更された。このあたりは実車の登場を待ちたいところだ。 そして、NISMOから松田次生が移籍し、ルーキー名取鉄平の加入で心機一転のKONDO RACINGの24号車は『リアライズコーポレーション ADVAN Z』の車名、カラーリングも従来のイメージを踏襲して、ヨコハマタイヤとともに勝利を目指す。改めて発表されたニッサン/ニスモ陣営の2024年GT500クラスのカラーリングと参戦体制は以下のとおり。 ニッサン/NMC 2024年スーパーGT GT500クラス参戦体制 No/Team/Car Name/Driver/Director/Tyre 3/NISMO NDDP/Niterra MOTUL Z/高星明誠/三宅淳詞/島田次郎/ブリヂストン 12/TEAM IMPUL/MARELLI IMPUL Z/平峰一貴/ベルトラン・バゲット/星野一義(総監督)/星野一樹(監督)/ブリヂストン 23/NISMO/MOTUL AUTECH Z/千代勝正/ロニー・クインタレッリ/中島健/ブリヂストン 24/KONDO RACING/リアライズコーポレーション ADVAN Z/松田次生/名取鉄平/近藤真彦/ヨコハマ [オートスポーツweb 2024年02月15日]